2013年3月15日金曜日

27インチ液晶パネル採用で120Hz駆動のゲーム用ディスプレイがiiyamaから “奏組”の初舞台化作品「舞台 サ

ProLite G2773HS
配信元マウスコンピューター配信日2012/04/25

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>


 株式会社マウスコンピューター(代表取締役社長:小松 永門、本社柧┒迹─稀?20Hz駆動パネル搭載27型ゲーミング液晶ディスプレイ「ProLite G2773HS」を発売いたします。
 本製品は120Hzのリフレッシュレートで映像を表示することより、残像感をより低減し、動きの速い映像をなめらかに表現することが可能です。よって、高度な操作性を必要とするFPSやアクション系ゲームなどに適した高性能ディスプレイです。省エネ?節電機能として3パターンのEcoモードを搭載しており、通常モードより消費電力を最大47%削減し、年間CO2排出量においては最大11.3%も削減可能なモデルとなっております。
 メニューボタンには操作しやすいタッチセンサーボタンを採用しており、より簡単にメニュー調整を行うことができます。液晶パネルは解像度1920×1080ピクセルのフルハイビジョン表示に対応しております。Adv.コントラスト機能によりコントラスト比を5,000,000:1まで改善可能とし、5段階のオーバードライブ機能搭載により応答速度1ms(GtoG)を実現しました。入力系統は、HDMI端子、HDCP機能付DVI-D端子、D-Subミニ15ピンの3系統入力に対応しており、デュアルリンクDVIケーブルとHDMIケーブルを標準添付しております。筐体カラーは、マーベルブラックの1色となります。

【ProLite G2773HSの主な特徴】

■120Hz駆動パネル採用 残像感を大幅削減! 明るくなめらかで鮮明な動画表示が可能!
 120Hzのリフレッシュレートで映像を表示することより、残像感をより低減し、動きの速い映像をなめらかに表現可能です。(同梱のDVIデュアルリンクケーブルにて接続時)


■ゲームモードでより鮮明に!
 iiyamaオリジナルのi-Style Color機能で、動画やゲームなど、表示するモードによって最適な画伽蚝唴gに選択できます。


■応答速度1ms(G to G)で、残像感の少ない動画を表示
 動画再生時の性能を左右する応答速度を1ms(GtoG)まで改善する5段階で選べるオーバードライブ回路を搭載し、動画表示時に残像感が少なく、鮮やかな映像表示でクオリティの高い動画を表示します。


■ホワイトLEDバックライトを搭載
 ホワイトLEDバックライト搭載により、消費電力を大幅カットし、有毒物伽扦ⅳ胨yの含有がゼロになり、廃棄時の環境負荷が大幅に低減でき、地球環境にとてもやさしくなりました。また、CCFL液晶からLEDバックライト搭載液晶に交換することにより、年間の電気代を約643円※も節約することが可能です。


【iiyama Eco Conscious】


 また、省エネ、節電機能として3パターンの「ECOモード」機能ボタン搭載しており、消費電力とCO2量を削減します。


?PCリサイクルマーク付 / 国際エネルギースター5.0対応
?特定有害物伽问褂盲蛞幹皮筏俊窻oHS指令」「J?MOSSグリーンマーク」にも適合


■大画面でより迫力ある映像やコンテンツを実現
 27型で大画面だから21.5型と比べて文字の大きさが約1.25倍も大きく見えます。映像や文字等を迫力ある大画面で見たい方に最適。


■2.5W×2スピーカー搭載
 スリムデザインでありながら、2.5W×2のスピーカーを搭載。別途スピーカーを購入する必要はなく、買ってすぐに映画や音楽が楽しめます。

■アスペクト比固定拡大 / Dot By Dot機能対応
 入力された映像ソースのアスペクト比が異なる場合に画面縦横比を保ったまま拡大表示することや等倍表示をすることが可能です
※4:3、5:4、16:10の時に対応。

■多彩な画僬{整機能
 液晶パネルの表示性能に加え、iiyama独自の多彩な画僬{整機能を装備しました。
 カラー調整:クール/ノーマル/ウォームの色温度を予めプリセットしておりますので簡単にご希望の調整ができます。ユーザー様側でRGBのカスタム調整も可能です。


■フルHD(1920×1080)のノングレア液晶パネル
 最大画面解像度は1920×1080(フルHD1080p)に対応しており、16:9のDVDビデオ再生や高画倩瘠胜丧铳ぅ苫瘠蜃钸mに表示が可能。ビジネスシーンでも横軸幅を多く必要とする表計算や文書作成等に作業効率アップが図れます。

■3系統入力コネクタ装備
 HDMI端子、HDCP対応DVI-D端子、D-SUBの3系統入力を装備により さまざまな使用環境に適しております。【HDMIケーブル/デュアルリンクDVIケーブルが標準添付】
※HDMI端子接続については全ての映像機器との動作保証は致しておりません。

■ACR機能で「5,000,000:1」のハイコントラストを実現
 Advanced Contrast Ratio機能搭載でパネルスペック値【1000:1】のコントラスト比を【5,000,000:1】にまで実現可能いたしました。(※Ecoモードオンの時は機能しません)

【価格?発売開始時期】

    【ProLite G2773HSスペック】
    ※1 TFT液晶画面は非常に精密度の高い技術で作られていますが、ごくわずかの画素欠けや常時点灯する画素がある場合があります。また、見る角度によってすじ状の色むらや明るさのむらが見える場合があります。これは液晶ディスプレイの構造によるもので、故障ではありません。
    ※2 表示可能な最大解像度以外の低い解像度では、画面拡大処理をしておりますので、表示される文字がぼやけたり線が部分的に太くなります。
    ※3 オーディオ機器未接続時
    ※4 Adv. Contrast機能(Advanced Contrast Ratio)
    ※5 Over Drive機能の設定を"+2"とした時


     2012年11月1日から11月11日にかけて,柧?全労済ホールにて上演される「舞台 サクラ大戦奏組 ?雅なるハーモニー?」。公演を間近に迎えた2012年10月23日,メディア向けの公開稽古が都内にて行われた。本稿では,本番さながらの迫力を感じられた舞台稽古の模様や,キャスト陣によるコメントなどをお伝えしていこう。


     「サクラ大戦奏組」(漫画:島田ちえ 原作:チームかなで)は,セガの「サクラ大戦」シリーズを原作として,少女漫画雑誌「花とゆめ」(白泉社刊)で連載中の漫画作品。“奏組”は,帝都という架空の世界を舞台に,魔物達と戦う「帝国華撃団?花組」をオーケストラでサポートするという秘密部隊である。既存のサクラ大戦シリーズとは異なり,主人公以外がすべて男性で構成されているというのも,奏組の大きな特徴だ。
     そんな同作における初めての舞台化作品となる「舞台 サクラ大戦奏組 ?雅なるハーモニー?」。舞台は「帝國歌劇団?奏組」の面々に,オリジナルキャラクターを加えたキャストで上演される。チケット情報などは,最新の更新情報のある公式サイトので確認してほしい。

    ■舞台版あらすじ

    時は太正(ルビ:たいしょう)。帝都?柧?br>「雅音子(ルビ:みやび ねこ)、ついに女優デビューしちゃいます!」

    憧れの帝國歌劇団(ルビ:ていこくかげきだん)?花組に入れると信じ、夢と希望に胸を膨らませて帝都へと上京してきた音子。しかし駅について早々、荷物を盗まれてしまう。
    田舎とは違い誰も手助けなどしてくれない大都市で、音子はひとり、失くした荷物を探し歩く。

    一方、大帝國劇場(だいていこくげきじょう)では、男性のみで編成されたオーケストラ『奏組(かなでぐみ)』のメンバーたちが、新たに下りた辞令に様々な思いを巡らせていた。
    「加入者の名は雅音子。いずれは彼女がこの奏組の指揮を務めることとなる」

    16歳の少女が指揮者(マエストロ)に?
    動揺と疑問が湧き上がる中、ある事件が起こる。

    それは奏組に、そしてそれぞれのメンバーにやがて訪れる転機への前奏曲(ルビ:プレリュード)だった——。
    「花とゆめ」で連載中の漫画をベースに、音子とヒューゴたちとの出会いから奏組加入までを、新たなストーリーで描く、舞台「サクラ大戦奏組」。
    主題歌「円舞曲(ルビ:えんぶきょく)、君に」「プレリュード 前奏曲」をはじめ、各キャラクターのソロ曲も交えながら、皆様を「奏組」の世界へと誘います。

     さて,今回の舞台稽古には,以下の出演者が参加していた。

    田上真里奈さん(雅 音子役)
    渡辺和貴さん(ヒューゴ?ジュリアード役)
    宮垣祐也さん(G.O.バッハ役)
    倉本 発さん(桐朋源二役)
    塩澤英真さん(桐朋源三郎役)
    小野健斗さん(フランシスコ?ルイス?アストルガ役)
    高橋里央さん(暮 鏡一役)
    五十嵐啓輔さん(加集丈治役)
    山沖勇輝さん(襟戸 勇役)
    月野姫花さん(秋奈役)
    ※望月柊成さん(ヨハン?シベリウス役)は今回欠席

     メディア向けに公開されたのは,主人公の雅 音子(田上真里奈さん)やオリジナルキャラクターの秋奈(月野姫花さん),加集丈治(五十嵐啓介さん),襟戸 勇(山沖勇輝さん)などが登場する演技シーンと,帝國歌劇団?奏組の面々が歌い踊る楽曲シーンの稽古だ。
     稽古ということで衣装やステージは仮のものだったが,それでも本番さながらの役者陣の演技には強くひきつけられるものがあり,とくに帝國歌劇団?奏組による歌唱とダンスのシーンは圧巻の一言。これまでのサクラ大戦になかった,男性5人組による楽器を用いた見応え抜群のパフォーマンスとなっていた。

    演技シーン

    楽曲シーン

     舞台稽古の終了後には,キャスト陣と,舞台の演出を担当している斎藤栄作氏を囲んで,メディア合同のインタビューが行われた。以降は,その内容をお伝えしよう。

    ——舞台稽古,お疲れさまです。まずは,今回の見どころや意気込みをお願いします。

    田上真里奈さん(以下,田上さん):
     (雅 音子は)頼りない田舎出身の女の子なんですけど,その子が奏組に入ってどう変わるかを,ぜひ観ていただきたいと思います!
     初舞台化によってキャラが初めて3次元で動くということで,私達にとってもそれが一番難しいんですけど,すごく楽しんで稽古しているので,キャラらしさを爆発させるように頑張ります!

    田上真里奈さん

    渡辺和貴さん(以下,渡辺さん):
     歌にダンスに芝居に楽器に,いろいろ盛り沢山の内容になっておりますので,ぜひ会場に足を運んでいただければなと。僕個人としては,普段と全然違う感じの役で,すごく挑戦し甲斐のある役をいただいたので,僕なりのヒューゴをお客さんに楽しんでもらえたらなと思います。

    渡辺和貴さん

    宮垣祐也さん(以下,宮垣さん):
     渡辺さんも仰いましたけど,お芝居だけじゃなくて歌もあって踊りもあって楽器の演奏もあって,すごくたくさんのことが詰まっていると思います。今回,この舞台にかけるみんなの気持ちがすごく熱いと思うので,そのエネルギーを感じていただけたらと思います。

    宮垣祐也さん

    倉本 発さん(以下,倉本さん):
     登場人物一人ひとりがすごく個性的で,個人個人の良さが曲や芝居に出ていますので,それを観ていただけたらなと。あと個人的には,(桐朋源二は)元気で一直線な男の子なので,源二としてのエネルギーをお客様に感じていただけたらなと思います。

    倉本 発さん

    塩澤英真さん(以下,塩澤さん):
     桐朋源二と源三郎の兄弟の喧嘩はマンガでもすごく愛らしく,みんなが笑っちゃうような会話になっていますが,それも舞台上にちゃんとあります。シリアスな話だったり,緊迫したシーンの中にも,そこでみんながちょっと笑って,さらにストーリーに引き込まれるような役になればいいなと思って,兄弟で頑張っています。観て下さった方にエネルギーが届いて,劇場を出たあとに,笑顔とか元気になってもらえたら嬉しいなと思います。

    塩澤英真さん

    小野健斗さん(以下,小野さん):
     「奏組」と言うだけあって,「組」なんですよ。5人はもちろんそうなんですけど,(出演者やスタッフ全体の)チームワークの良さとかも観ていただきたいですね。あと,原作ものなので——たぶんいろんな意見があると思うんですけど——どう感じるにしても,とりあえず1回観てから判断していただきたいですね。

    小野健斗さん

    高橋里央さん(以下,高橋さん):
     かなり歴史があるサクラ大戦の中で,初めての男のサクラ大戦。男が戦っている姿を観て,「かっこいいな」と思ってもらえたら本当に嬉しいなと思います。僕個人としては,今回オリジナルキャラクター(暮 鏡一)を演じるということで,その関係性だったり,どんなキャラなんだろうなあ,ということを楽しみにしていただけたらと思います。

    高橋里央さん

    五十嵐啓輔さん(以下,五十嵐さん):
     このかっこいいみんなが武器を持って戦うシーンが僕はすごい好きなので,そこをバシッと観てもらいたいですね。すごく素敵な戦闘シーンになってるので,ご期待ください。あと,音子ちゃんが本当にマンガから出てきたような音子ちゃんで,音子ちゃん以上に音子ちゃんしているので,コミカルな動きでコロコロ変わる表情とか,そういうところを楽しみにしていただきたいなと思います。僕もオリジナルキャラクターで,戦闘とかはしないんですけど,チョロチョロ出てきて,場をフワッとさせるという感じで,ちょっとクスリとさせたいと思っています。

    山沖勇輝さん(以下,山沖さん):
     サクラ大戦 奏組の初舞台化ということで,僕らキャスト11人,次につながる舞台を目指して頑張っております! 初演,次,次……とどんどん進んでいって,進化していく奏組になっていけたらなと思っております。個人的な見どころとしては,ドラクエ10 RMT,2人(高橋さん,五十嵐さん)もおっしゃったんですけど,オリジナルキャストなので,今後僕らのオリジナルキャストがマンガに出てくるよう,この舞台でみせていけたらなと。そして,僕の襟戸 勇という役がマンガに出てきて,「ああ,いい役だな」と思ってもらえるよう,頑張っていきたいと思っております。

    左:五十嵐啓輔さん 右:山沖勇輝さん

    月野姫花さん(以下,月野さん):
     歴史のあるサクラ大戦に出られるということが,すごく嬉しい反面,やはり緊張する気持ちももちろんあります。でも,演っていくうちにどんどん「いける気がする!」という感じがしてきているので,気合いを入れて舞台の初日を終えるまで駆け抜けたいと思っています。私も,3人(高橋さん,五十嵐さん,山沖さん)と同じように秋奈というオリジナルのキャラクターなんですけど,今まで演ったことがないような役に挑戦しているので,秋奈の生き様を観ていただけたらなと思っています。

    月野姫花さん

    斎藤栄作氏(以下,斎藤氏):
     帝都という架空の世界を舞台に,魔物達と戦う帝国華撃団?花組。その花組をサポートするオーケストラが,この奏組というチームです。僕もこのお芝居を通して「サクラ大戦という作品がなぜ愛されているのか」ということを研究しながら観ているのですが,やはり非現実的な社会を描きながらも,ただ単にぶっ飛んだお話というわけではないんです。サクラ大戦に出てくる降魔という敵は,人の悪徳をエサに,人に乗り移ったり肥大化したりといった,現実社会にも起こり得るような,いろんな人達の心に潜むものを描いています。観ているお客さんにしっかりと共感していただくことで,それらから平和を守る戦闘チームも皆さんに愛されるのではないかと。ほかの組にも負けないくらい,愛と正義のチームになると良いなと思っております。どうぞよろしくお願いします。

    ——先ほど楽曲のシーンを稽古されていましたが,奏組の皆さんに「ここを聴いてほしい」という部分があればぜひ

    渡辺さん:
     一番最初の僕達の登場シーンでもあるので,チームワークの良さなどを見せていきたいですね。楽器の指導などを受けているので,そういった細かいところも観ていただけたらなと思います。

    宮垣さん:
     それぞれが思っていることや,奏組というのはこうですよ,といったことが語られている曲になっています。歌についてはまだ苦戦していますが,きっと本番には素敵なものになっていると思います。

    倉本さん:
     5人がハモるところがたくさんありますので,その”ハーモニー感”を観ていただきたいです。また,個人のソロパートもみんなかっこいいので,それが見どころですね,ドラクエ10 RMT

    塩澤さん:
     個人的に,すごく難度の高いシーンだなと思っています。本番当日まで一生懸命頑張っているんですが,奏組の5人以外の3人——高橋くんと,五十嵐くんと,あと名前ちょっとわからないんですけど——。

    山沖さん:
     おおー!?

    塩澤さん:
     ——練習を手伝ってもらって,奏組全員のハーモニーになると思っているので,ぜひ楽しみにして来ていただきたいなと思います。

    小野さん:
     歌詞にもそれぞれのキャラの思いが詰まっているので,歌詞もしっかり聴いていただきたいです。あと,僕達の登場シーンなので「これぞ奏組!」みたいなところを見せられたらいいなと思っています。

    ——皆さんの「サクラ大戦」に対する思いをお聞かせください。

    田上さん:
     小さい頃にTVアニメのサクラ大戦を観ていたんですけど,オープニングテーマをよく姉と2人で口ずさんだりしてました。16年めの今も曲自体がずっと愛されているし,私にとっても何年経っても心地よい音楽だし,お話自体もそれだけ長く愛されるということは,本俚膜胜趣长恧蛲护い皮い毪瑜Δ蕷荬筏皮い蓼埂?br>
    渡辺さん:
     僕の幼馴染みがゲーム屋さんの子どもだったんですね。毎日その子の家に行って,いろんなゲームをやらせてもらっていたんですけど,サクラ大戦が発売されてから,その子もその子のお兄ちゃんも,ずーっとサクラ大戦をやるようになっちゃって僕の相手をしてくれなかったので……。サクラ大戦に関してはあまり良い思い出がないんです。今回,出演させていただくことによってイメージがすごく良くなりました(笑)。

    宮垣さん:
     僕は小学生の頃からサクラ大戦を知っているんですが,それから10年以上経ってもずっと続いているということは,すごくいろんな方の思い入れの強い作品だと思います。その思いをきちんと胸に抱いて,舞台に臨んでいきたいと思っています。

    倉本さん:
     僕は今回の出演が決まってからゲームを買いまして。失礼ながら「勉強がてらやろうかな」と思っていたんですけど,実際にやってみると,普通にハマってしまって……。ゲームでは「僕はこの人が好き」と女性キャラクターの好みが分かれましたが,今回の奏組では女性の方から「この人がいいな」と思っていただけるような作品にしていきたいと感じました。

    塩澤さん:
     今回のオーディションを受けるときにアニメとステージのビデオを借りて全部観たんですけど,ただ華やかに踊ってキラキラしている作品なのかなと思ったら,人と人との大切な繋がりが描かれていて,すごくグッと引き込まれました。

    小野さん:
     今回演らせていただくにあたって,奏組の原作マンガを読ませていただいたんですけど,「音で戦う」というのが斬新だなと思いました。好きなキャラクターとしては——やはりルイスを一番愛しています。

    高橋さん:
     サクラ大戦自体が,ちょうど僕が生まれた頃に始まったものなんですね。サクラ大戦のことを知ったのは中学生の頃で,アニメもビデオで観ていましたが,自分が生まれた頃に始まった作品にこうやって出させていただくのは嬉しいし,大げさかもしれませんが,運命を感じています。精一杯,歌と踊りとダンスとドラマと,そういったものをかっこよく見せたいなと思います。

    五十嵐さん:
     僕もオーディションが決まってからアニメを拝見したんですが,その中で一番好きなキャラが米田支配人です。指揮官として女性を戦場に送り出していますけど,危険なときには自分が率先して突っ込んでいく——という男のかっこよさが女性中心の話の中で描かれていたので,すごく惹かれました。僕達奏組も男なので,そういったかっこよさを出していけたらなと思います。

    山沖さん:
     僕はステージとアニメを拝見したんですけど,好きなキャラクターは紐育のリカリッタです。……(リカリッタ役の齋藤彩夏さんが)同じ事務所なので(笑)。かっこいいし,可愛いし,綺麗だし,三拍子揃っているところにみんな魅了されていて,さらに人間性のあるドラマもある中で,奏組もみんなに愛される作品になっていけたらなと思います。

    月野さん:
     私もステージのビデオを見せていただいたんですけど,お客さんと舞台に上がっている人達がみんなで一つの空間を作りあげている感がすごくあるなと思っていて。いろいろと舞台を観に行ってきましたけど,ここまで熱気が伝わってくるものはなかったので,みんなで作っていくという素敵な舞台に少しでも関われることが本当に幸せだなと思うばかりですね。

    ——プロデューサーの中山さんからもコメントをお願いいたします。

    「舞台 サクラ大戦奏組 ?雅なるハーモニー?」プロデューサー セガ 中山雅弘氏:
     サクラ大戦のメディアミックスの歴史の中でも,今回の舞台は「声優さんが演じない」ということで良い意味でも悪い意味でも話題にはなっているでしょうけど,今回の奏組というチームは,サクラ大戦の歴史の中でも「進化のきっかけ」だと思っています。
     マンガもライブで,お客さんの評価を受けながらお話をみんなで作っているんですけど,(今回出演する)彼ら達彼女達も,舞台の表現者のプロとして,自分なりのものを捻り出していくところがあると思います。
     舞台版と,広井王子さんや田中公平先生からいただくテーマと,マンガとで切磋琢磨をしたいなということで,今回はあえてオーディションで役者の皆さんにお願いしています。それぞれのキャラクターにできるだけ近い,等身大の人達を選んでいます。
     一つのものから広げるメディアミックスじゃなくて,それぞれの分野からそれぞれのプロがやりましょう,という思いでやっています。ぜひ,試行錯誤してキャラクターを作っている彼らを舞台上で観てもらえればと思います。

    ——本日はありがとうございました。

     インタビューの中でも語られていたように,稽古の現場でも出演者同士のチームワークの良さを感じる場面が多く,日々の稽古を通して,「奏組」がひとつにまとまってきている様子が感じとれた。こういった稽古の積み重ねで舞台でどのように完成されるのか,11月1日から始まる本番にぜひ期待しよう。


    関連トピック記事:

    38名のアーティストが登場した,約4時間半にもわたる白熱のライブ! 「SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAM

     2012年5月26日,MAGES.と文化放送の共同主催によるゲームソングライブイベント「SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-」がパシフィコ横浜 国立大ホールにて開催された。

     「SUPER GAMESONG LIVE」(通称「スパゲー」)はアニソンライブイベント「アニメロサマーライブ」からの派生イベントだ。初開催となる今回は,総勢21組38名のアーティストが次々と出演し,全42曲,約4時間半にもわたって白熱のステージを繰り広げた。約4000人もの観客を熱狂させたイベントの模様をお伝えしていこう。

    会場ロビーには物販スペースが設けられ,Tシャツやタオルなどのオフィシャルグッズが販売されていた

     今回のセットリストは以下の通り。

    01 「スカイクラッドの観測者」 / いとうかなこ
    02 「ISOLATION」 / いとうかなこ
    03 「きりひらけ!グレイシー☆スター」 / nao
    04 「シンクロしようよ」 / nao
    05 「きみはホエホエむすめ」 / 桃井はるこ
    06 「LOVE.EXE」 / 桃井はるこ
    07 「La*La*La ラボリューション」 / アフィリア?サーガ?イースト
    08 「ワタシ☆LOVEな☆オトメ!」 / アフィリア?サーガ?イースト
    09 「My dear stardust」 / Prico
    10 「Happy Crossing」 / AiRI & Prico
    11 「キラ☆キラ」 / AiRI
    12 「Travelling August」 / Ceui
    13 「Eternal Destiny」 / 榊原ゆい
    14 「Together」 / 榊原ゆい
    15 「コンプレックス?イマージュ」 / 彩音
    16 「Lunatic Tears...」 / 彩音
    17 「シャングリラ」 / 今井麻美
    18 「Promised Land」 / 今井麻美
    19 「Deepest Memories」 / LieN -リアン-
    20 「ヒトヒラ」 / LieN -リアン-
    21 「終末のフラクタル」 / 飛蘭
    22 「蒼穹の光」 / 飛蘭
    23 「イナンナの見た夢」 / Zwei
    24 「拡張プレイス」 / Zwei
    25 「Angelic Symphony」 / 佐藤ひろ美
    26 「みずいろ」 / 佐藤ひろ美
    27 「ダ?カーポII?あさきゆめみし君と?」 / yozuca*
    28 「ダ?カーポIII?キミにささげるあいのマホウ?」 / yozuca*
    29 「Dream ?The ally of?」 / CooRie
    30 「All is Love for you」 / CooRie
    31 「Philosophyz」 / NanosizeMir
    32 「闇の彼方へ」 / NanosizeMir
    33 「Little Busters!」 / Rita
    34 「Alicemagic」 / Rita
    35 「THE IDOLM@STER 2nd-mix」 / THE IDOLM@STER (今井麻美,ドラゴンクエスト10 RMT?長谷川明子?沼倉愛美)
    36 「READY!!」 / THE IDOLM@STER (今井麻美?長谷川明子?沼倉愛美)
    37 「檄! 帝国華撃団」 / サクラ大戦 帝国華撃団 <真宮寺さくら(横山智佐),神崎すみれ(富沢美智恵),マリア?タチバナ(高乃麗)>
    38 「夢のつづき」 / サクラ大戦 帝国華撃団 <真宮寺さくら(横山智佐),神崎すみれ(富沢美智恵),マリア?タチバナ(高乃麗)>
    39 「Rumbling hearts」 / 栗林みな実
    40 「マブラヴ」 / 栗林みな実
    41 「I Will」 / 栗林みな実
    アンコール 「NEW GAME」 / 出演者一同


     今回のイベントでは,ステージ後方に巨大なスクリーンが設置されて,楽曲のオリジナル作品の映像が流れる仕掛けとなっていた。アーティスト陣による熱い歌声と演奏に加えて,各作品の名シーンが大写しになるため,会場内の熱気も一段と盛り上がっていた。

    ●いとうかなこ
     ライブの幕開けを飾ったのは,いとうかなこさんによる,Xbox 360版「」オープニングテーマ「スカイクラッドの観測者」。疾走感溢れるナンバーに,客席も最初から熱い声援で応える。
     曲間にバンドメンバーの紹介を挟み,今年7月に発売を控えている「」の挿入歌,「ISOLATION」を披露した。

    ●nao
     二番手として登場したnaoさんは,「」のオープニングテーマ「きりひらけ! グレイシー☆スター」を明るくアップテンポに盛り上げた。
     「もっともっと盛り上がっていけるか!」「その気持ちをぜひ私にください」と客席を煽り,続く「オープニングテーマ「シンクロしようよ」では,歌詞に合わせて「ラブリン?ラブリン?」のかけ声が客席にこだました。

    ●桃井はるこ
     ファミコン用ソフト「アイドル八犬伝」の劇中歌「きみはホエホエむすめ」という,まさかの選曲で登場した桃井はるこさんは,「今日は思いっきり,完全燃焼で盛り上がっていきましょうー!」と挨拶。
     PS2版「BALDR FORCE EXE」オープニングテーマの「LOVE.EXE」では,観客とともに「エ,グ,ゼー!」のかけ声で盛り上がり,ステージの最後には観客とともに一斉にジャンプして締めくくった。

    ●アフィリア?サーガ?イースト
     次に登場したのは,桃井はるこさんがプロデュースするユニット,アフィリア?サーガ?イースト。12人のメンバーによって,ドラゴンクエスト10 RMT,「」オープニングテーマの「La*La*La ラボリューション」と,Xbox 360版「」オープニングテーマ「ワタシ☆LOVEな☆オトメ!」を続けて披露。
     また,曲間のMCでは,2012年8月30日発売予定の「」のエンディングテーマをアフィリア?サーガ?イーストが担当することも明らかになった。

    ●AiRI & Prico
     「お前ら,盛り上がってるかー!」のかけ声とともにPricoさんが登場。ステージを端から端まで駆け抜けながら,「DEARDROPS」挿入歌「My dear stardust」をパワフルに歌い上げた。
     今回,Pricoさんは「DEARDROPS」の作中でバンドのボーカルを務めるヒロイン?芳谷律穂に扮していたが,ここでもう一人のボーカリストとして,AiRIさんが「」のヒロイン?椎野きらりの格好で登場。ツインボーカルで「d2b vs DEARDROPS - Cross the Future -」のテーマソング「Happy Crossing」を歌い,さらに客席をヒートアップさせていた。
     そして,曲間のMCでは「キラ☆キラ」発売から5周年を記念して,OVERDRIVEから「キラ☆キラ ライブアニメーション」が今冬に発売されることも明らかになった。思わぬサプライズに盛り上がったところで,AiRIさんがその「キラ☆キラ」のオープニングテーマである「キラ☆キラ」を熱唱し,さらに会場を沸かせた。

    ●Ceui
     Ceuiさんは,オーガスト作品のボーカル曲メドレー「Travelling August」を披露。メドレーということで演出もひときわ凝っており,楽曲の展開に合わせてスクリーンの映像や照明がどんどん切り替わるという趣向がとられていた。約8分にも及ぶ大ボリュームのメドレーを歌い上げたCeuiさんは,「スパゲーありがとうー!」と笑顔で感謝を述べた。

    ●榊原ゆい
     「Travelling August」に続き,同じくオーガスト作品である「夜明け前より瑠璃色な」のオープニングテーマ「Eternal Destiny」を歌って登場した榊原ゆいさん。数多くのライブに出演してきている榊原さんも,今回のイベントの規模と熱気には思わず「すげえー」と感嘆の声を上げていた。
     続く,「暁の護衛」オープニングテーマ「Together」では,歌とともにバックダンサー陣との息の合ったパフォーマンスも見どころであった。

    ●彩音
     「ひぐらしのなく頃に祭 澪尽し編」オープニングテーマ「コンプレックス?イマージュ」「11eyes -罪と罰と贖いの少女-」オープニングテーマ「Lunatic Tears...」の2曲を披露。その曲調やゲームの作風に合わせ,ステージの照明と客席のケミカルライトによって会場内は赤一色に染め上げられていた。

    ●今井麻美
     赤一色の照明に包まれたステージの中で,「」のオープニングテーマ「シャングリラ」を歌った今井麻美さん。
     「3階の皆さん,見えますかー! 2階の皆さん,元気ですかー! 1階の皆さん,後ろ振り返って!(観客振り返る)……何もないよー(笑)」と,客いじりで笑いを取る一幕も挟みつつ,「」エンディングテーマ「Promised Land」では情感を込めた歌声が披露された。

    ●LieN -リアン-
     ボーカル担当の三谷朋世さんと,作詞?作曲を担当する福田考代さん(今回はキーボード担当でステージに参加)の2人によるユニット。OVA「.hack//G.U. TRILOGY」主題歌「Deepest Memories」と,6月28日発売のPS3用ゲーム「」(映画「ドットハック セカイの向こうに」のBlu-rayソフトに同梱)の主題歌「ヒトヒラ」の2曲で,繊細な歌声と演奏で客席を惹きつけていた。
     MCでは「皆さん,たぶん(自分たちのことを)知らんでしょ?」と遠慮気味に挨拶をした三谷さんだが,客席からの暖かい声援を受けて,感極まった様子であった。

    ●飛蘭
     疾走感があり,ヴァイオリンの旋律も印象的な「終末のフラクタル」(「」オープニングテーマ)を歌って登場した飛蘭さん。
     今回は青く光るスパンコールの衣装に身を包んでおり,「いつも衣装には“ブルー”を入れて歌わせてもらっている曲」として,「」オープニングテーマ「蒼穹の光」を披露。曲の大サビでは,バックのスクリーンに燃えさかる炎が写り,まさにステージと客席が“燃える”ほどの盛り上がりをみせていた。

    ●Zwei
     Meguさん(ボーカル担当)とAyumuさん(ベース担当)によるユニットで,PS3用ソフト「」主題歌「イナンナの見た夢」を,攻撃的なボーカルと演奏でプレイ。
     曲間では,ここがイベント全体の“折り返し地点”ということで,後半戦に向けての景気づけに「わっしょい」コールで客席を賑わせる。そして,6月28日発売の「」オープニングテーマ「拡張プレイス」では,マイクスタンドを使ったパフォーマンスやベースソロなどでさらにステージを熱く盛り上げた。

    ●佐藤ひろ美
     純白のドレスで登場した佐藤ひろ美さんは,「」のオープニングテーマ「Angelic Symphony」をパワフルに歌い上げた。
     客席からの「社長」コールを受けて「ひろ美って呼んで」と返す一幕を挟み,佐藤さんのキャリアの中でも初期の楽曲である「みずいろ」(「みずいろ」オープニングテーマ)を披露。アコースティックギターやヴァイオリンの生演奏とともに,伸びやかな歌声が響きわたった。

    ●yozuca*
     今年でデビュー10周年を迎えるyozuca*さんが,「みんな桜色にしてやるよー!」のシャウトとともに登場。同じく今年で10周年となる「D.C. ?ダ?カーポ?」シリーズから,「D.C.II ?ダ?カーポII?」オープニングテーマ「ダ?カーポII?あさきゆめみし君と?」と「D.C.III ?ダ?カーポIII?」オープニングテーマ「ダ?カーポIII?キミにささげるあいのマホウ?」の2曲を,ケミカルライトで桜色に染まったステージで力強く歌い上げた。

    ●CooRie
     yozuca*さんに続き,CooRieのrinoさんも「D.C. ?ダ?カーポ?」シリーズから「Dream ?The ally of?」(「D.C. ?ダ?カーポ?」エンディングテーマ)と「All is Love for you」(「D.C.III ?ダ?カーポIII?」エンディングテーマ)を披露。
     MCでは「D.C. ?ダ?カーポ?」シリーズとの10年を振り返り,「人生でこんなに“桜”って歌うと思わなかった」と感慨深げに述べていた。

    ●NanosizeMir
     水谷瑠奈さん(ボーカル担当)と塚越雄一朗さん(キーボード担当)によるユニットだが,なんと,NanosizeMirとしてステージに上がるのは今回が2度目だという。
     「」のオープニングテーマ「Philosophyz」でアップテンポに盛り上げつつも,一方,同作のエンディングテーマ「闇の彼方へ」ではしっとりとしたアコースティックサウンドを奏でてみせた。

    ●Rita
     ステージ中央の迫り上がりから飛び出したRitaさんは,「Rewrite」と同じくKeyブランドの作品から,「」のオープニングテーマ「Little Busters!」と同作のエンディングテーマ「Alicemagic」を披露。イベントも終盤戦となったが,アップテンポなバンドサウンドで会場内の熱気をどんどん高めていった。

    ●THE IDOLM@STER (今井麻美?長谷川明子?沼倉愛美)
     「THE IDOLM@STER」からは,今井麻美さん(如月千早 役),長谷川明子さん(星井美希 役),沼倉愛美さん(我那覇響 役)の3人が登場。「アイドルマスター」シリーズの主題歌のアレンジ版「THE IDOLM@STER 2nd-mix」で,客席もよりいっそうの盛り上がりをみせた。
     今回のステージ衣装は新たに作られたものらしく,喜びのあまり(?),曲間のMCでは3人揃って何度も決めポーズをとっていた。さらに,長谷川さんが「まだまだ元気は残ってますか! まだまだ笑顔は残ってますか! その元気と笑顔をこの曲で皆さんと一緒に楽しみたいと思います」の前フリから,アニメ版「アイドルマスター」オープニングテーマ「READY!!」へ突入。客席から合いの手もバッチリと入り,会場の熱気は最高潮に。

    ●サクラ大戦 帝国華撃団 <真宮寺さくら(横山智佐),神崎すみれ(富沢美智恵),マリア?タチバナ(高乃麗)>
     サクラ大戦 帝国華撃団が歌うのはもちろん,「」の主題歌「檄! 帝国華撃団」。言わずと知れた人気曲に,観客も総立ちになってサビを合唱,さらに曲中の語りの部分でも大歓声が沸き起こった。
     続く,「」エンディングテーマ「夢のつづき」では,帝国華撃団ならではの華やかな振り付けとステージ演出が披露され,客席からは曲に合わせて手拍子が鳴り響いた。

    ●栗林みな実
     今回の大トリとして,栗林みな実さんが登場。1曲目は,栗林さんのデビュー曲である「君が望む永遠」オープニングテーマ「Rumbling hearts」。ゲーム内でも一際ドラマチックな場面でかかるこの曲だが,今回のステージでも,大サビで栗林さんの後ろのスクリーンに大きな天使の羽が映し出されるといった演出が施されていた。
     今はさまざまな作品の主題歌を唄っている栗林さんだが,MCでは「ゲームの世界がなかったら,いま自分はここにいられなかったと思う」と特別な思い入れがあることを強調。そして最後に,「」の主題歌「マブラヴ」と,同作のEXTRA編エンディングテーマ「I Will」を,満面の笑顔とともに歌い上げた。

    ●アンコール
     客席からの熱い声援を受けて,アンコールではこれまでの出演者全員がステージに登場した。そして最後の1曲として,作詞を栗林みな実さん,作曲を志倉千代丸氏が手がけた,今回のイベントのテーマソング「NEW GAME」を出演者全員で合唱。なお,出演者たちによる最後の挨拶の中には,「また次の機会があれば」と“次回”への期待の声も多く,観客も拍手で応えていた。

     アンコールが終わっても,なお会場内の興奮が冷めやらぬ中,スクリーンに映し出されたのは,なんと「To be continued...」の文字。大成功のうちに初回の幕を閉じた「スパゲー」だが,どうやら次回の開催にも期待できそうだ。

     アドバンスメントは本日(2013年3月8日),GAMEHEARTでサービスを開始予定のオンラインRPG「」の最新情報を公開した。今回は,プレイヤーが選択できる職業の一つ「ナイト」の1次転職前までのスキルをまとめて紹介する。攻防一体となったナイトのプレイスタイルを,スキルから導き出そう。


    株式会社アドバンスメント(代表取締役:青島 喬彦以下アドバンスメント)が、株式会社ガーラジャパン(代表取締役 CEO:金 志芸以下ガーラジャパン)より運営ライセンスの権利許諾を受け、韓国オンラインゲーム開発会社GalaLab Corp.(韓国 ソウルCEO:キム?ヒョンス)との日本国内独占契約締結したPC 用オンラインゲーム『エターナルブレイド』をポータルサイト『GAMEHEART(ゲームハート)』にて、サービス開始予定。そして、本日は1次転職前までのナイトのスキルに絞ってご紹介していきたいと思います。詳細につきましては、下記をご覧ください。

    ■鉄壁の防御を誇るナイト
    攻撃と防御を兼ね備えたナイト、果たしてそのキャラが発するスキルはどのようなものがあるのか!
    今回は、転職する以前のナイトのスキルをご紹介致します。

    ■ナイト
    攻撃と防御を併せ持つ能力のバランスが良い、盾を持った唯一の職


    前回のご紹介時に、、、

    ナイトは、全職業トップクラスの防御力と反射スキルを駆使し、安定な狩りができる職です。
    スキルは、主に単体スキルや範囲スキルといったスキルや、防御面を強力にサポートしてくれる補助スキルも持っている為戦闘をしていても倒れにくいプレイスタイルができるはず!

    …とご紹介した、ナイトですが。
    今回は、ウィンドウナイトになる前『ナイト』のスキルをご紹介していきたいと思います。

    ◆ナイトスキル
    ●スキルその1 【守護の一撃】
    剣を大きく振り上げ、敵に刃を叩きつける技。叩きつけたときの衝撃が衝撃波となり、周りにいる敵にもダメージを与える事ができる。
    ナイトの初期スキルではあるが、Lvを上げればとても強烈な一撃になる。


    ●スキルその2 【光の紋章】
    盾を前方に大きく突き出し、敵を吹き飛ばす技。1つ1つモーションは大きいものの運がよければ相手をスタンさせることも可能。音速を超える速さで盾を突き出している為、盾の周りの空気が周囲の敵をも攻撃し、同時にスタンさせてしまう。


    ●スキルその3 【回転斬り】
    腕を目一杯伸ばし、回転しながら敵を斬りつける技。かなりの範囲を同時に攻撃してくれる、優れたスキル。【光の紋章】と同様でモーションが大きい為隙が生まれやすいのだが、クールタイムが短い為、ほぼ連続スキル発動が可能。


    ●スキルその4 【防御体制】
    画像を見ていただければわかるとおり、左がスキル発動状態で右がスキル停止状態である。
    このスキルは、自分の腕に光の刻印を纏う事によって、相手に攻撃をした(攻撃が相手にHitした)時、相手のHPを少しだけ吸収してくれる、肉弾戦になりがちなナイトにとってとても嬉しいスキルである。
    このスキルは、自分で発動と停止を切り替えられる為、戦闘中は必須のスキルになるだろう。


    来週は、シーフの1次転職前のスキルを公開していきます。乞うご期待ください!


    関連トピック記事:

    2013年3月1日金曜日

    [E3 2010]PvPでもストーリー重視のスペースMMO「Jumpgate Evolution」は,ストーリー部分で大幅に強化

     宇宙を舞台にドッグファイトが満喫できるが, Gazillion Entertainmentのミーティングルームにおいて公開されていた。もともと,Jumpgate Evolutionは,MMOG(大人数参加型オンラインゲーム)に長い経験を持つNetDevilが開発し,Codemastersが販売を手がける予定になっていたが,その後「DOOM」の生みの親であるJohn Romero氏らが設立したGazillion Entertainmentが販売権を入手していた。そんな経緯もあってか,同作の開発は遅れているようだが,コアゲーマーを唸らせる作品になりつつあるようだ。 メディア関係者を集めてデモを行なうNetDevilのSteve Garvin氏  プレイヤーが参加できるファクションは,ローマ帝国を思わせる組織であるOctavious,戦士としての規律や尊厳を重んじる日本の武士道をベースにしたQuantar,そして効率性重視の企業連合Solrainの3つだ。  今回デモを見せてくれたNetDevilのリードデザイナー,Steve Garvin氏は「ゲームのストーリーは非常に壮大でワクワクするのに,ドラゴンクエスト10 RMT,いざ参加してみると“モンスターの目玉を8つ拾ってこい”とか雑用ばかり。本作は,そんなゲームにはしたくない」と語り,プレイヤー参加型のゲーム展開であることを強調した。  例えば,「Solrainが,辺境にあるOctaviousのベースを急襲する」というような情報が双方のプレイヤーに伝えられ,その時間帯にプレイヤー達が参加してスケールの大きなドッグファイトを繰り広げる。そして,その結果によって,その後のストーリーに変化が出てくるというシステムだ。  今回のデモでは,ミッションのチュートリアルムービーが紹介されたあと,ローディングを経ていきなり戦場でプレイが始まる。スペースもののゲームに多い,長い移動時間を削減して,アクション性を重視しているのだ。  Jumpgate EvolutionはRPGではないが,ミッションに参加して経験を積むことでランクが上がり,それによって新しい武器がアンロックされたり,新型のスペースファイターを操縦するための“パイロットライセンス”がもらえたりする。十分なプレイヤーが参加していない時間帯には,AIが制御するライバルファクションのパイロットと,一戦を交えるミッションなどが用意されているほか,資源の採取や売買といった経済要素も存在する,DQ10 RMT。  グラフィックス面でも非常に見応えのあるJumpgate Evolutionだが,もともとが2009年中のローンチとなっていたのに,現在は「TBA」(To Be Announced,発売日未定)になっている。  とはいえ,今回のE3ではプレイアブルなバージョンが出展されており,筆者が取材に来る直前には,ギルド主催者やファンサイトの運営者を集めた小規模なミーティングが開かれるなど,ローンチが近付いてきたことも十分に感じられた。では,すでに予約の受付も始まっている。
    関連トピック記事: